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買ったあとの扱いのほうが、実は大事

冷蔵は何日、冷凍は何ヶ月、安全な解凍の仕方。肉の大半はフライパンではなく、保存で無駄になる。

肉の大半はフライパンではなく、冷蔵庫で無駄になる。傷みやすさを決めるのは三つ——表面積、脂、温度。

塊のままのローストが持つのは、表面が小さいから。薄く切るか挽くと表面は爆発する——だから挽き肉が最初に傷み、だから挽き肉は中まで火を通さなければならない。

冷蔵

塊(ステーキ、ロースト用)3–5日
薄切り(焼肉、しゃぶしゃぶ)1–2日
挽き肉1日
鶏肉(生)1–2日
ホルモン・特殊部位当日
生魚・マグロ当日

冷凍

塊(牛・豚)6–12ヶ月
薄切り3–4ヶ月
挽き肉3–4ヶ月
鶏肉(丸ごと・部位)6–9ヶ月
ホルモン・特殊部位2–3ヶ月
ベーコン・ハム・加工肉1–2ヶ月

この目安は冷蔵≤4°C、冷凍≤−18°Cを前提にしている。冷凍期限を過ぎても通常は安全だが、風味と食感は落ちていく。

安全な解凍

冷蔵庫解凍

12–24時間

もっとも安全で、品質にもいちばんやさしい。汁が垂れないよう皿にのせ、冷蔵庫の最下段へ。この方法で解凍した肉は、火を入れていなければ一日〜二日以内に再冷凍できる。

冷水解凍

1–3時間

密封したまま冷水に沈め、三十分ごとに水を替える。解けたらすぐ火にかける。ぬるま湯は表面を細菌の危険帯に長く置く——使わない。

電子レンジ解凍

数分

いちばん速いが、食感にはいちばんきつい——端から火が入りはじめる。すぐ焼くときだけ使い、この方法で解凍した肉は再冷凍しない。

カウンターの上で解凍してはいけない。中心がやわらかくなるあいだ、表面は細菌がいちばん増える5–57°C帯に何時間も置かれる。

熟成

ウェットエイジング(真空)

7–28日

0–2°Cの真空パックで寝かせる——スーパーの牛肉の多くがすでに通ってきた道。水分ロスは少なく、肉はやわらぐが、香りはほとんど変わらない。

ドライエイジング

21–60日

湿度と風を管理した部屋に塊を吊るす。水分が20–30%落ち、風味が凝縮してナッツのような香りが立つが、表面のクラストは削ぎ落とす必要があり、総ロスは30%を超えうる。そのトリミングが、値段の理由。

厚く脂の帽子がついた塊(リブアイ、サーロイン)だけが向く。薄い・脂の少ないものは、ただ乾くだけ。

家庭の冷蔵庫でラップなしに置くのは、熟成ではなく乾燥と酸化。安全なドライエイジングには専用の温度・湿度・風が要る。

熟成

すべての部位

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