William Henry Smyth · Public domain
ヒッパルコス
古代最大の観測天文学者。今も使われる等級尺度による約850個の星の星表を作成し、空を計算するための三角法を築き、自らの測定を150年ほど前の記録と比較することで分点歳差を発見した。
大プリニウスの記録によれば、それまでなかった場所に星を見て驚いたヒッパルコスは、後世のために星を数えて位置を固定しようと決意した — 後の世代が天そのものが変化するかどうかを見分けられるように、という理由だった。この賭けは彼自身の生涯のうちに成果を上げた。おとめ座のスピカについての自らの測定を、約150年前のティモカリスの測定と比較し、分点が約2度ずれていたことを発見し、地球の地軸の2万6000年周期の揺らぎを明らかにしたのである。
“今のうちに丹念に測っておけば、1世紀後の誰かがあなたには見えないものを発見できる。”