手が一日を通して非常に頻繁に使われることを考慮すると、すでに刺激されている腱や神経を悪化させるため、手首・手のリハビリ中には特定の習慣が一般的に避けるよう勧められる。
早期の過負荷の兆候を認識することは、この部位の使い過ぎの症状でよく見られる反復的な悪化のパターンを防ぐのに役立つ。
プログラムで通常避けること
睡眠中の持続的な手首屈曲
手首を曲げたまま眠ることは、手根管症候群における夜間症状の悪化に一般的に関連し、中立位の固定具で対応することが一般的である。
休憩なしの反復的な把持
長時間途切れない反復的な把持やつまみの課題は一般に避けるべきで、回復中は定期的な短い休憩を優先する。
作業台や道具の人間工学を無視すること
症状を悪化させることが知られているキーボード、道具、握り方の設定を調整せずに続けることは一般に避けるべきである。
刺激された腱への強い強制ストレッチ
ドケルバン腱鞘炎で母指の動きを強制するなど、活動的に刺激されている腱への強い強制ストレッチは初期段階では一般に避けるべきである。
進行するしびれの評価を遅らせること
悪化または拡大するしびれがあるにもかかわらず通常の活動を続けることは避けるべきである。神経圧迫の治療が遅れると、より持続的な神経の変化を招くことがある。
中止して再評価すべきとき
増大するしびれやピリピリ感
活動中に広がったり強まったりするしびれやピリピリ感は、その課題が神経圧迫を悪化させている可能性を示唆し、再評価が必要である。
握力やつまみ力の新たな低下
通常の強さで握ったりつまんだりできない新規または悪化する状態は、活動の一時停止と臨床評価を促すべきである。
腱への負荷付け運動中の鋭い痛み
負荷付け運動中に時に予想される軽い不快感ではなく、突然の鋭い痛みは、負荷を減らすか技術を再評価する信号である。
持続する腫れや熱感
安静と挙上で治まらない腫れや熱感は臨床家による評価が必要である。
これらの一般的な注意点は手首・手の症状全体に見られる共通のパターンを反映したものであり、特に進行する神経症状については個別化された指導の代わりにはならない。