ウェイン・グレツキー
ザ・グレート・ワンがホッケーを支配したように主要スポーツを支配したアスリートは他にいない。グレツキーは60を超えるNHL記録を保持しており、その多くはおそらく永久に破られない。通算2857ポイント、894ゴール、そして手の届かない1963アシスト。この総数だけでも、1ゴールも決めずに歴代得点ランキングの首位に立ってしまうほどだ。1981-82シーズンには92ゴール、1985-86シーズンには驚異の215ポイントを記録し、誰も近づいたことのない51試合連続ポイントストリークも打ち立てた。エドモントン・オイラーズで4度のスタンレー・カップ、MVPであるハート・トロフィーを9回(うち8回は連続)、得点王のアート・ロス・トロフィーを10回獲得した。1988年のロサンゼルスへのトレードは、ホッケーを真に全米規模のスポーツへと変えた出来事としてしばしば評価される。最速のスケーターでも最強のシューターでもなかったグレツキーは、誰よりも一拍早く氷面を見通し、ネットの裏、「彼のオフィス」から采配を振るい、この競技が知る中で最も多作な攻撃を組織した。彼こそが決定的なGOATであり、2位との差はホッケー史上最大のものだ。