シュガー・レイ・ロビンソン
ロビンソンは「パウンド・フォー・パウンド」という言葉が生まれる原因となった選手であり、『ザ・リング』誌が史上最高と選んだ人物だ。25年間、200試合のプロキャリアで約173勝19敗6分、108KOという戦績を残し、ある時期はまさに無敵だった。デビューから40連勝し、1943年から1951年にかけて91連続無敗という記録を打ち立てた。ウェルター級王座を保持した後、ミドル級タイトルを5度獲得し、最後は37歳のときだった。6度対戦し5度破ったジェイク・ラモッタをはじめ、キッド・ガビラン、カルメン・バシリオ、ジーン・フルマーといった殿堂入りの選手たちを破った。両手に一発の破壊力、ハンドスピード、フットワーク、フィニッシュの本能を融合させたそのスタイルは、あらゆるオールラウンドの偉人が比較される規範となっている。衰えを見せてからも危険な存在であり続け、四半世紀にわたる手数、支配力、芸術性の組み合わせは他に並ぶ者がいない。