Skip to content

💶起源と改革

ユーロ · ユーロ圏の共通通貨。準備資産・外為取引高では米ドルに次ぐ第2位。

ユーロは最初から完成された姿で存在したわけではない。1999年1月1日、ユーロはEU加盟11カ国の帳簿上の通貨として発足し、紙幣・硬貨は2002年に導入された。

十進法化、中央銀行の設立、ペッグ制や変動制への移行といった後年の改革は、創設の年と同じくらいこの単位の現在のあり方を左右している。

始まり

1999フランクフルト/ブリュッセル

1999年1月1日、ユーロはEU加盟11カ国の帳簿上の通貨として発足し、紙幣・硬貨は2002年に導入された。

タイムライン

1992マーストリヒト条約

通貨統合への道筋を定めた条約。

1999帳簿上の通貨

加盟11カ国の共通単位としてユーロが発足。

2002現金切替

紙幣・硬貨が各国通貨に取って代わる。

2008金融危機の波及

銀行不安がユーロ圏の結束を試す。

2010ソブリン危機

ギリシャなど周縁国への救済枠組みが迫られる。

2012「何でもやる」発言

ECB総裁の発言がユーロ解体懸念を鎮める。

2014銀行同盟

SSMが大手銀行の監督を一元化。

2015量的緩和開始

資産購入拡大で低インフレに対応。

2020パンデミックPEPP

緊急資産購入がスプレッドを抑制。

2022利上げ開始

インフレ急伸を受けECBがマイナス金利を終了。

時代

ユーロ — 再建期
European Union · CC BY 4.0 · Wikimedia Commons
2012–2019

再建期

OMT、銀行同盟、量的緩和で政策手段が刷新される。

ユーロ — 激動の10年
European Central Bank · Public domain · Wikimedia Commons
2020–present

激動の10年

パンデミック、エネルギー危機、インフレが政策を再構築。

主な改革

基本法制定

1999

ユーロを計算単位として法的に創設、あるいは大きく再定義した。

近代的中央銀行制度

20世紀

ユーロシステム(またはその前身)が紙幣発行と通貨安定の主たる責任を担うようになった。

為替制度の転換

20世紀後半

資本移動とインフレ目標の進展に伴い、ペッグ・バスケット・変動制の枠組みが見直された。

ユーロを理解する第一歩は、その法的な誕生と、兌換性や信認の再設計を迫った危機を知ることである。

さらに見る

基軸・主要通貨の他の通貨