2015-10-25日付
MotoGP世界選手権大会
ペドロサ優勝、ロッシ3位、マルケスリタイアスコア
セパン、マレーシア会場
試合の展開
レース前会見でロッシは、マルケスがタイトル争いを妨害してチームメイトのホルヘ・ロレンソを助けていると公に非難し、その発言が週末全体の空気を決めた。レースでは序盤から衝突した。ロッシは複数コーナーでマルケスを外へ押し出し、低速コーナーでワイドラインの後に接触が起き、マルケスは転倒リタイアした。優勝はダニ・ペドロサ、2位ロレンソ、ロッシは3位。スチュワードはロッシに3点罰を科し、最終戦バレンシアでグリッド最後尾スタートとなった。ロッシは上訴して敗れ、バレンシアでは4位まで戻したがロレンソが優勝し5点差でタイトルを奪った。ロッシはこの後二度と世界チャンピオンになっていない。
今も語られる理由
規則適用とスポーツマンシップを巡る論争がファン層を国家単位で分断した事件となり、FIMスチュワード制度の独立性と罰則構造の再検討につながった。現行の3人制FIM MotoGPスチュワード・パネルと判定理由の公開慣行は、この事件後の強化の結果だ。