2008-07-20日付
MotoGP世界選手権大会
ロッシ優勝、ストーナー2位スコア
ラグナ・セカ、アメリカ合衆国会場
試合の展開
選手権首位のロッシと前年チャンピオンのストーナーは、ラグナ・セカの全32周で事実上二人だけで走った。ほぼコーナーごとに位置を交換し、白眉は急な下り左右連続のコークスクリューだった。ロッシは通常ラインでは入れない角度からインへ飛び込み、ダートを横切ってコース外へ出たうえでストーナーの前に出た。ストーナーはラインを完全に失い、ロッシはペナルティなしでリードを保った。圧力は続き、ストーナーは終盤フロントを失って転倒、マシンを起こして再スタートし最終的に2位。ロッシはその年9勝し4年ぶりにタイトルを奪回した。800cc規定下でロッシのライン柔軟性とストーナーのドゥカティが生む直線速度が正面衝突したシーズンだった。
今も語られる理由
コークスクリュー追い抜きはスポーツで最も再生された瞬間の一つであり、トラックリミットが今日ほど厳しくなる前の時代の最後の象徴でもある。その後、コース外で得た利点を即座に返す規則が強化され、同じ動きは今日ロングラップ・ペナルティの対象になる。