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競技の規則

野球、1890年の打順と指名打者 · 409

部活のルール掲示で野球は、応援歌より先に一行の規則になる。年は1890年、行は「打順と指名打者」、数は9だ。選手の人気順位を規則の数に変えない。道具と時間と反則の、どれをその行が言うかを分ける。ギブソンが1968年に304イニングを投げて記録したこの数字はあまりにも支配的で、翌年MLBがマウンドを下げる一因となった。1920年以降のライブボール時代で最も低い防御率として残っている。

時計のないチェスマッチ、丸いバットが丸いボールと出会う競技であり、地上最高の打者ですら10回中7回は失敗する。 世界野球ソフトボール連盟(、2013年設立)、国際連盟としてのルーツは1938年に遡る ワールドシリーズ(1904年と1994年を除き1903年から毎年開催)とワールド・ベースボール・クラシック(2006年から) MLBは2024年に7130万人を動員、日本のNPBも2600万人超で自己記録を更新 2024年ドジャース対ヤンキースのワールドシリーズは米国内で1試合平均1580万人が視聴、加えて日本でも深夜にもかかわらず膨大な視聴者を記録 塁間90フィート、投手板から本塁まで60フィート6インチ。1890年代から変わっていない

野球は他の団体競技の大半とは逆の論理で成り立っている。守備側がボールを持ち、攻撃側は塁を一周することで得点し、そして2023年までは試合を支配する時計というものが存在しなかった。27個のアウトが記録された時点で試合は終わる。それが2時間で済もうと5時間かかろうと関係ない。この競技は投手対打者という1対1の対決、1試合あたりおよそ290球という離散的で反復可能な対決から成り立っている。だからこそ野球は地上で最も数値化され、最も統計に精通した競技となった。3割の打率は1870年代から一貫して卓越の証であり、10回のうち7回失敗することが今なお偉大さの基準であり続けている。

その地理的な広がりも独特だ。野球は事実上、米国・日本・韓国・台湾・キューバ・ベネズエラ、そして人口1100万人ながら2024年の開幕時ロースターに100人超をMLBへ送り出したドミニカ共和国の国技である。日本のNPBはヨーロッパのブンデスリーガとプレミアリーグを除くどのサッカーリーグよりも多くの観客を集め、大谷翔平がマイク・トラウトを三振に打ち取って幕を閉じた2023年ワールド・ベースボール・クラシック決勝は、日本国内で42%という驚異的なテレビ視聴率を記録した。現在のMLB選手のうち約28%は米国外の出身である。 運動能力の面では、野球は人間の反応時間の限界に生きる競技だ。時速95マイルの速球は本塁に到達するまでおよそ0.4秒、スイングの判断はその半分ほどの時間で下さなければならない。戦術面では、この競技の離散的な構造がまさに研究室のような役割を果たす。あらゆる一球がカウントの優劣、左右の相性、打球データ、そして「同じ投手との対戦回数によるペナルティ」といった情報に基づく判断となる。ここまで明確に因果関係を切り分けられる競技は他にない。だからこそ野球は現代スポーツ分析学を生み出し、その手法を他のあらゆる競技へと輸出し続けているのである。

野球の1890年「打順と指名打者」には数9が付く。その数はスターの順位ではない。 種目は歴史、規則、道具、見方が分かれている。野球は1890年の「打順と指名打者」でその四つから一つを言い、数9をその言葉の単位にする。日本の読者は代表の中継で種目に会うので、中継の物語を規則として書きやすい。物語は一試合で、規則は次の試合にも残る。選手の移籍金を種目の定義にしない。1890年

残す数字

基準の年
1890年
競技の数
9
種目の名
野球
規則の行
打順と指名打者

野球、2023年のボーク · 410次のエッセイエッセイ1000本1000