主な優勝
30+陸上五輪金
14種目中91976モントリオール女子陸上金
2現行世界記録(400メートル・円盤)
約40年体制の存続期間
人口わずか1700万の東ドイツは、米国とソ連に対抗するため陸上を国家事業として運営した。有望な少年少女を早期に発掘し、SCエンポール・ロストック、SCモーター・イェーナ、SCカール=マルクス=シュタットなどに配属。ライプツィヒ体育大学と付属研究所が訓練法と生理学データを供給した。結果は圧倒的で、モントリオール1976では東独女子が陸上14種目中9を制し、マリタ・コッホの400メートル47秒60(1985年キャンベラ)は40年経った今もトラック最古の世界記録だ。ガブリエレ・ラインシュの円盤76メートル80(1988年)も破られていない。だが統一後に公開された文書は、1974年から「国家計画14.25」の名で行われた経口トゥリナボルの組織的ドーピングを明らかにし、多くの選手が未成年のうちに中身を知らぬまま服用していた。体制は1990年に国と共に消え、残した数字は今も記録簿の頂点に座る。
記録比較
所属選手の五輪金30+
所属選手の世界選手権金10+
樹立した世界記録40+
活動年数約40年
棒グラフはこの一覧の1位基準です。
このチームのレジェンド
マリタ・コッホマリーズ・ゲールルート・フックスガブリエレ・ラインシュヴァルデマール・チェルピンスキー
ライバル関係
ソ連とのメダル争いが体制の存在理由であり、西ドイツとの対戦は二つのドイツの代理戦争だった——1976年と1980年、東独は陸上で両国を上回った。