2016-05-02日付
世界スヌーカー選手権大会
18-14スコア
クルシブル・シアター、シェフィールド会場
試合の展開
丁俊暉はこの大会までにランキングタイトル14回以上を獲得していたが、世界選手権決勝には一度も進出していなかった。準決勝で本命のジャッド・トランプを破り初のクルシブル決勝へ進み、アジア選手として史上初の世界選手権決勝進出となった。中国では大々的に報じられ、決勝当日の国内視聴者数は英国視聴者を大きく上回ったと推定される。しかし消耗戦の達人マーク・セルビーは、持ち味の執拗なセーフティで丁の攻撃リズムを断ち切り、18-14で2度目の世界タイトルを得た。丁は準優勝に終わったが、決勝進出は中国スヌーカーに、最大の舞台が実際に勝てる場所だという確証を与えた。
今も語られる理由
この決勝は、アジア・スヌーカーが初めて競技の最高水準に達したことを示した。丁は優勝できなかったが、その決勝進出は以降中国でジュニア登録とアカデミー投資を急増させ、9年後のジャオ・シントン優勝へ続く流れの実質的な出発点と評価される。