2024-07-29日付
オリンピック大会
259.594 - 259.062スコア
パリ・ベルシー・アリーナ会場
試合の展開
最終ローテーションに入る時点で中国は日本に3.267点リードし、残りは鉄棒だけだった。勝負はほぼ決したかに見えた。だが中国の蘇偉徳が手放し技で2度グリップを失い、転倒がそのまま減点欄に積み重なり、11点台の得点が瞬時に差を消した。日本は最後の3演技を冷静にこなした。橋本大輝が14.566で締め、最終合計は259.594対中国の259.062、差は0.532点。日本は2016年リオ以来初めて男子団体タイトルを奪還し、1960〜76年の5連覇を含めると通算8個目のオリンピック団体金となった。アメリカは銅を取り、2008年北京以来16年ぶりに男子団体表彰台へ戻った。数日後、日本の岡慎之助が個人総合を制して物語を完成させた。
今も語られる理由
3人出場・3人採用形式がなぜこの競技で最も残酷かを最も明確に示した試合である。捨て点がないため、2度の転倒が3点超のリードを消した。同時にこの結果は、ロシア不在後に再編された男子団体で日中の二強構造が維持され、アメリカが再びメダル圏に入ったことを確認させた。